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大阪生まれの関西人。スイス・ローザンヌでダンサー。旅芸人日記。
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11月22日
日付は変わってしまいましたが、 11月22日。 べジャールさんの命日です。 今朝起きて、カーテンを開けると雪が降ってました。 100m先も見えないほどの大雪。 トイレに行って、顔を洗って戻ってきた時には もう止んでました。 朝起きて直ぐ、べジャールさんからのメッセージかな? そして直ぐに日本に国際電話。 今日はChristineの誕生日。 joyeux Anniversaire Christine!!! 今日はクラスもリハーサルも力の入らない一日でした。 やっぱり考える事はべジャールさんの事。 本番はスイッチが入れ替わって良かった。 やっぱり今日は特別な日だ。 カーテンコールの時に べジャールさんの写真が舞台真ん中に置かれた。 命日に遺作の公演後、 笑顔のべジャールさんの写真を見せられ 涙を堪えるので精一杯だった。 多分メチャクチャ変な顔だった。 公演後はタイ・レストランで カンパニー主催で打ち上げ。 このレストラン、 実は去年の9月27日、 公演後にべジャールさん個人の招待で行ったレストラン。 主催のべジャールさんはレストランに来ず、 車でローザンヌの病院に帰られた。 ココで一つエピソード。 レストランは劇場から歩いて2分。 べジャールさんはせっかくカンパニーを招待したんだから、 一緒にご飯は食べずとも、顔は出すつもりだったらしい。 なのに車はレストランの前を通過して、 高速道路に入っていた。 その瞬間、べジャールさんが激怒。 「なんで行かないんだ!?」 「主催者は私だろ。」 本当は来る予定じゃなかったのに、 無理してバーゼルに来ていて 病院からも直ぐに帰って来る様に言われていた。 その事を配慮してべジャールさんの秘書がそうした。 ローザンヌまでの2時間半の道のり、 秘書さんはず〜っと愚痴を聞かされたらしい。 可哀想に。 でも今日は僕の隣で一緒に食べました。 今日で一周忌ですが、 早かったような、長かったような。 正直言ってまだべジャールさんの死に 実感が持てません。 僕らの舞台にはべジャールさんがいつもいる。 今日だってべジャールさんのテキストで始まった。 子が親の血を受け継ぐ様に、 僕達はべジャールの意思を受け継いでる。 って書いてると雪が降ってきた。 今朝と一緒だ。 べジャールさんのメッセージかなぁ? 「寝ろ」って事ですか? じゃ、おやすみなさい。 PR | カレンダー
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私は日本で一番縁の深い十市さんの舞台を観に行きました。ベジャールさんの芸術は確かに引き継がれていると実感できます。
KEKEさん、寒いようですが心は熱く頑張ってください。
雪の結晶に姿をかえて現れるベジャールさん。
粋な演出ですなあぁ~
11月22日、暖かい炎のような色のお花を買いました。
腰に気をつけてくださいね☆
KEKEさんはベジャールさんのことが本当に大好きなんですね。大好きな人の死はいつまでも悲しいですが、KEKEさんをはじめベジャールさんのことが大好きな人達の心の中で、ずっと生きていらっしゃいます。
夜の雪、きっと「夜更かししてないで早く寝なさい」ってメッセージに違いないです(笑)。